HGBF キュベレイパピヨン レビュー
ガンプラ世界選手権フィンランド代表の個人ガンプラチーム「ネメシス」がキュベレイを改造したガンプラ。ファイターは北欧が生んだ食欲魔人アイラ・ユルキアイネン。
クリア成形のファンネルによる攻撃は回避困難。決勝進出までは微動だにせずファンネルのみで勝ち抜き、フェニーチェ戦でクリアファンネルが攻略されるもバーサーカーモード的なものが発動。プラフスキー粒子の流れが視覚的に認識でき、相手の行動が予測できるというアイラの特殊能力により格闘戦でも驚異的な性能を発揮と、機体スペックもファイターの能力も大会トップクラス。まぁ、なんでもアリなガンプラバトルで初めて「規定違反」なる単語が飛び出したあたり、いろいろとギリな部分もあるんだろうけど。セイの家で居候すると言っていたが、ガンプラポリス的にも特殊能力は特別保護対象だろうからすんなり許可されそう。イオリ家のエンゲル係数が大変なことに!
HGBFとしては珍しくキットの大半(緑色の部分)が新規造形。胸部と可動部のみが元キットのままですが、そのキュベレイはHGUC第4弾で今から15年も前だったりします。今見るとパーツが若干歪んでたり、ポリパーツがデカかったりするあたり、時代というか、ガンプラの進歩を感じます。
▼正面。緑色の部分は全て新規パーツになっていますが、脚とファンネルコンテナの形状はキュベレイそのままだと思われ。
赤い模様は下地にシルバーを塗ってからシャインレッドで塗装。
▼ランスビットを装備。
▼背面ファンネルコンテナや脚部スリットのピンク色はシールが付属しません。なので塗装。
▼バストアップ。眼はモノアイではなくツインアイ。
隈取りがあったり頭頂部にセンサーがあったりと、ガンダム的な配置。
ツインアイ、クマドリ、額パーツを塗装。額のパーツは色分けされておらずシールになります。この部分だけでも塗装すると見栄えがよくなるかと。
▼ポーズいろいろ。パピヨンになってフトモモ部にロール可動が追加されてますが、基本的に可動部はHGUCキュベレイそのままなので、派手なポージングは難しいです。
▼手持ち武器・ランスビット。ビットファンネルのコントール機器でもあり。
HGUCキュベレイでは持ち手がポリ製でしたが、新しくプラ製の手首が持ち手が付属します。
▼グリップを持ち替え。劇中では使ってなかったけど、たぶんビーム砲を内蔵。
▼キュベレイ本来の武装である腕部ビームガン兼ビームサーベルもそのまま使用可能。
▼クリアファンネル以外にも通常ファンネルも使用。コンテナ内に何個入ってるんだというくらい次々射出されていた。
▼後部バインダーの位置を調整すれば元のキュベレイっぽい感じにもでき、両腕を収納して首を伸ばす飛行ポーズのギミックも活きます。
HGUC初期には「メモリアルアクション」なんて単語もありました。
▼ハイパーガンプラバトルウェポンより、13話で使用していたシールドニッパーを装備。
▼フェニーチェとスタービルドストライクと並べてみる。
キュベレイはけっこうデカい。
▼そしてビルストとブンドド。
▼可動部が増えていたり、手首がプラ製になっていたりと、元キットの時代から来る部分はフォローされており、古さはさほど感じません。ヒジ関節もプラ製にして欲しかったなーと思うくらい。可動範囲は、もともとそんなに派手なポーズ取る機体でもないし。
MGキュベレイも出来がよいので、パピヨンも見てみたい所です。模様も色分けされるだろうから是非。
HGBF 1/144 キュベレイパピヨン (ガンダムビルドファイターズ)
- 出版社/メーカー: バンダイ
- 発売日: 2014/02/22
- メディア: おもちゃ&ホビー
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