食玩 ビルドモデルガンダム レビュー
バンダイキャンディトイ事業部から発売の食玩フィギュア。全5種、税抜き350円。
最大の特徴は、配色が塗装ではなく、全てパーツ単位で色分けされているという事であり、材質はエラストマー素材の合成ゴム。いわゆる消しゴムです。昔の塩ビ製の単色フィギュア2個入りの「ガン消し」は、現在では塗装や可動までする『ガシャポン戦士NEXT』として進化していますが、「パーツ単位で色分け」というのは今まであまり無かった発想であり、整形技術の進歩によって可能になった事だと思うので、ガンプラ野郎としても食指が動いたので買ってみました。
▼ガンダム。5種の中では最もパーツ数が多いです。アレンジでヘルメットのポリゴンのような面取りが面白い。
▼箱にはほぼ組みあがった状態で入っています。そして分解状態。マスクの顔パーツが完全に色分け。胸部ダクトや腰のヘリウムコア(四角)も細かい。
首回りのイエローやフンドシのV字までは色分けされてませんが、それでも十分凄い。
▼ジム。
▼ガンダムの簡易版なのでパーツも少ないですが、頭部が脅威の2パーツ構成。このヘルメットを1パーツで抜けるのって凄い。
▼シャア専用ズゴック。ザクじゃなくてズゴックです。たぶん手持ち武器がないからというチョイスだと思われ。
▼モノアイまでしっかり色分けされてる頭部も凄いですが、アイアンネイルを差し込む腕部の色分けも凄い。
▼アッガイ。
▼肩と股関節など、意外に細かい配色もしっかり分かれています。
▼連邦軍武器セット。
ビームライフル、ビームスプレーガン、ハイパーバズーカ、シールド×2、バギー、6輪バギーからなるセット。
▼ビームライフルのスコープまで色分け。シールドの覗き穴も分けられてるのも凄い。
▼武器をガンダムとジムに装備。
▼バズーカとシールドは背面にマウント可能。
▼MSのチョイス的にジャブローごっこが可能。アッガイは何体あっても困りません。
▼細かい色分け、カッチリしたフォルムなど見所は多数。SDフィギュアとして良くできていると思います。塗装ではなくパーツ単位としての配色はやはり造形物として重要な部分ではないかと。
材質としては消しゴムなので、かなり柔らかくフニャっとしてます。難点としてはエッジのフチ部分などはケバ立ち、表面の白化も目立ちます。まぁ消しゴムだし・・・個人的にはもっと固い素材だったら良かったんじゃないかなぁと思うんですが。
机の回りにちょこちょこ置いておくフィギュアとしては良いのではないでしょうか。あと筆箱に入れて大丈夫なハズ。消しゴムだし。
第2弾も4月発売でラインナップはザク、グフなどのジオン系になっているようです。