HGBF ガンダムアメイジングレッドウォーリア レビュー
『プラモ狂四郎』で京田四朗が制作したガンプラ。四朗が制作したパーフェクトガンダム、フルアーマーガンダムに続く3番目の機体である事から『パーフェクトガンダムIII』とも呼ばれる。RX-78ガンダムに重武装を施している前2機と異なり、軽装、高機動に特化し全身の形状に手が加えられているのが特徴。それを3代目メイジン・カワグチが独自解釈を加えて制作したメイジンの最新機体。機体チョイスの理由は尊敬するイオリ・タケシがパーフェクトガンダムを使用していたからとのこと。
BFT本編では「伝説の機体」扱いのレッドウォーリアですが狂四朗以外でもガンダム野郎ではSDが活躍。武者では紅龍、騎士では麗騎士と、90年代前半くらいまでは人気機体として存在感を放っていたと思うんですけど、SD展開が一段落してからパッタリと露出が無くなり、以降はGFFで発売されたりGジェネに出た事あるくらい。出自がマイナーでもクスィーやクロスボーンでもメジャー扱いの現在に於いて、ほとんどスポットライトが当たる事なく来た機体であったといえます。ボンボン派なら知ってるってくらい。そんなわけでBFT登場でキット化、さらにメイジン使用機で、登場時の神々しさという別格な扱いのインパクトは凄まじく、制作スタッフとしてはしてやったりといった所でしょう。
デザイン的に今見るとファーストガンダムがベースとはいえ、顔にはヘの字もアゴもない、全身に渡って形状が違う、武装も独特、色もトリコロールではなく真っ赤という、極限までRX-78の記号を排したデザインがガンダムMk-IIより以前に存在したというのが今にして思うと凄い。これぞオーパーツとは言い過ぎですかね。
▼正面。
▼当時っぽい立ちポーズ。手首がちゃんと丸指なのが良いです。
▼背面。オリジナルとの最大の違いは、バックパック左側にも武装マウント部がある点です。
▼バストアップ。やはりこのヘの字もアゴも無いマスクがレッドウォーリアの特色といえます。
▼肩のバーニアユニットは背面に展開し、推力を集中させる事が可能。
▼メインウェポンであるハイパーバズーカ。バックパックに接続されており、砲身が伸縮して下手持ちするという独特なスタイル。
▼ビームサーベルは手持ちせず、右腕のボックスユニットから直接出るという、これ独特なスタイル。
ビーム刃は長短が付属。
▼胸部ダクトとフロントアーマーが展開してミサイルを発射。
ここまでがレッドウォーリアの固定武装。
▼アメイジングの紅ウェポン。デフォルト武装であるガンブレイド。
刃部分をマスキングしてシルバー噴いています。
▼刃を交換して長刀にすることも可能。
▼刃を外せばハンドガン。
▼オプション武器で、右がビームライフル乙、左がビームライフル甲。
▼甲乙を連結し、バックパックに接続してロングライフル。
▼ビームガトリング。グリップ部分がビームライフル甲と共通で、パーツを差し替えます。
▼ビームライフル乙と連結しロングタイプに。
▼多彩な武装でいろいろとポージング。
▼付属武器一式。HGBC紅ウェポンとして別売りしてますが、すべて付属しています。
▼プラモ狂四郎本編ではハイパーハンマーを使用。たしか初登場時から持っていたはず。
めぼしいハイパーハンマーがなかったので、HGフォーエバーガンダムからガンダムハンマーを流用。
▼
形状としては適度なアレンジで、今の眼で見てもカッコいいレッドウォーリアになっています。武装も沢山付属してプレイバリューも高い。可動は標準ですが、肩のバーニア可動の兼ね合いか腕の引き出し関節がオミットされているので肩周りの可動範囲が狭いのが難点といえば難点です。
まぁこれはキット化された時点でミラクルな機体なので、どれもこれも些細な問題です(断言)
今までレッドウォーリアが露出されてこなかったのは、原作コミックとのしがらみもあったと思うので、BF版であるアメイジングならそれもクリアされるだろうし、今後の活躍(MG化など)も期待したいところであります。
HGBF 1/144 ガンダムアメイジングレッドウォーリア (ガンダムビルドファイターズトライ)
- 出版社/メーカー: バンダイ
- 発売日: 2015/01/10
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HGBC 1/144 紅ウェポン (ガンダムビルドファイターズトライ)
- 出版社/メーカー: バンダイ
- 発売日: 2015/01/10
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