SDBF スターウニングガンダム レビュー
レディ・カワグチからの手ほどきで受け、自分の欠点に気付いたフミナが新たに作り上げたウイニングガンダムの改造機。味方機のサポートというコンセプトはそのままに、遠隔操作武装を装備。さらにリアル形態への変形する事で単機としての戦闘力の向上も図られている。
90年代のSDガンダムにおいて「リアル変形」というのがトレンドになっていた時期がありまして、SDがパワーアップして8頭身になるというのは、なんか問答無用の説得力があったし、そこら辺にメッキを使った過剰装飾気味のガンダムというのも当時のリアル系ガンダムには無かった要素で新鮮でもあり、なによりBB戦士の工夫を凝らしたギミックは実に楽しかったもんです。BFはトライになってSD要素が格段に増えましたが、これだけガンダムビジネスが多様化している中で、あまり触れられる事がない「BB戦士世代」にアピールしたのは慧眼だと思います。まだここには鉱脈あるんじゃないかと。
▼正面。その名の通り、全体のシルエットが星型。
シールの部分を全て塗装しています。
▼背面。変形用パーツは全てバックパックに集中。
▼ビームマシンガン。
銃口に穴がないのでピンバイスで開口。ブレード部とセンサー部を塗装。
平手は付属しないので、他のレジェンドBBから流用。
▼パーツを差し替えてメガブレード。
▼リアル形態時の脚部がガンビット、腕部がガードビットとして遠隔操作。
▼ガードビットのパーツにエフェクトパーツを取り付けたスタークロス。防御に使ったり手裏剣として投擲したり。
▼2枚重ねて大型手裏剣。
▼ガードビットは腕に装備してビームサーベルとして使用可。
▼頭部が変形したコアファイター。形状は改造前とほぼ同じですが、配色が異なり、武器の担架が可能に。
▼構造上、目線変更ギミックがオミットされましたが、変わりに無印ウイニングに無かった瞳を隠すバイザーが追加。
▼本体が変形したコアブースター。武器の担架方法は2パターンあり。
▼バックパックも取り付けたメガコアブースター。
▼リアル形態への変形。バックパックが分解され、それぞれ四肢と胴体を延長するパーツになります。
リアル頭部は設定通り、SD頭部に内蔵。
▼SD頭部を外し、小型アンテナと延長パーツを取り付け、腰アーマーを前後逆にしてリアル形態。
▼リアルを維持し続けるにも粒子を消費するため、短期決戦形態とも言えます。
▼背面。コアファイターがそのままバックパックに。
▼バストアップ。とてもイケメン、ではなく美人さん。
アンテナのオレンジ部が色分けされてないので塗装。クマドリ部もホワイトで塗装。ここ別にそのままオレンジでもよかったような。
▼可動部自体はSDのままなので、特に股関節はフトモモが上げられず、リアル体型ではあんまり派手なポーズはできません。
▼リアル体型になった事で各部のジェネレーターが直結。出力が上がり頭部からウイニングビームを発射可能に。
▼武器ポーズいろいろ。
やはり平手の効果は大きいです。付属して欲しかったなぁ。
▼スタークロスは腕に装着できるように。
▼無印ウイニングと比較。無印は宇宙世紀、スターはアナザーって感じですな。
▼新生! トライ・ファイターズ
▼3機のサイズ差。最も小型なウイニングが、変形すると最も前後幅があるのが面白い。
▼ガンプラは、自由だッ!
▼シンプルな構成ながらSD、リアル形態ともに形状の破綻が見られないのが凄い。3段変形するし、1200円で抜群のプレイバリューといえます。リアル形態時の可動範囲の狭さは、手を加えればどうにかなるレベルなので、そこはビルダーの仕事です。
配色の大半がシールなのは・・塗装もビルダーの仕事です。SDはそこん所割り切ってシールでガシガシ遊ぶの方が健全だとも言えますけど。
SDBF スターウイニングガンダム(ガンダムビルドファイターズトライ)
- 出版社/メーカー: バンダイ
- 発売日: 2015/02/28
- メディア: おもちゃ&ホビー
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