HG ガンダム G-ルシファー レビュー

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ビーナス・グロゥブのジット・ラボラトリィで開発されたG系列のMS。機体は完成しているがまだテスト段階であり、各種チェックやオペレーティングのため3人乗りになっている。ビーナス・グロゥブの人間は外敵を全く想定していなかったため管理もロックもされておらずメガファウナによって難なく奪われ、パイロットはラライヤが搭乗。ナビゲーターとしてMS操縦の訓練を受けたノレドも同乗する。
ルシファーとは堕天使的なヤツではなく、「明けの明星(金星)」という意。名前といいヌルっとした見た目といい、いかにもラスボス感が出ていましたが、結果的にラライヤ搭乗という収まりの良いポジションになりました。そしてマニィに触発される形でMS操縦を覚えたノレドですが、当初からMSに乗るという予定ではなかったそうな。ラライヤが回復してやる事がなくなり、雑用をしたり、将来について考えたり、戦いに向かうベルリを思いつめた顔で見送ったりと悩んでいるノレドの描写は何度もあったし、最初期からずっと行動を共にして来た主人公とヒロインの4人が最後は全員で戦場に出るというあたり、設定変更されたわりに自然な流れになったと思います。

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SDBF スターウニングガンダム レビュー

 

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レディ・カワグチからの手ほどきで受け、自分の欠点に気付いたフミナが新たに作り上げたウイニングガンダムの改造機。味方機のサポートというコンセプトはそのままに、遠隔操作武装を装備。さらにリアル形態への変形する事で単機としての戦闘力の向上も図られている。


90年代のSDガンダムにおいて「リアル変形」というのがトレンドになっていた時期がありまして、SDがパワーアップして8頭身になるというのは、なんか問答無用の説得力があったし、そこら辺にメッキを使った過剰装飾気味のガンダムというのも当時のリアル系ガンダムには無かった要素で新鮮でもあり、なによりBB戦士の工夫を凝らしたギミックは実に楽しかったもんです。BFはトライになってSD要素が格段に増えましたが、これだけガンダムビジネスが多様化している中で、あまり触れられる事がない「BB戦士世代」にアピールしたのは慧眼だと思います。まだここには鉱脈あるんじゃないかと。

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HGBC ライトニングバックウェポンシステムMk-II レビュー

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ニールセン・ラボでの合宿でアドウに敗北し、メイジンから手解きを受け、ヒントを得たユウマが新たに制作したバックウェポンシステム。これと合体することでライトニングガンダム フルバーニアンとなる。火力と機動力が強化され、特に33%向上した機動性はトランザム状態の機体に匹敵するほどのスピードを発揮。
ライトニング本体に手が加わってないのは、トライバーニングの改修で手が回らなかったんだろう・・・全身エフェクトとかリアル変形などの派手なギミックが特に無いあたり、ユウマのポジションを明確に評してるような気がしないでもない。トライファイターズの中で一番仕事量が多いのになんか報われてないユウマよ・・・

 

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