HGBF ジムスナイパーK9 レビュー
ガンプラ世界選手権アルゼンチン代表・レナート兄弟がジムスナイパーIIを改造したガンプラ。兄がビルダーで制作と戦術指示を担当し、弟がファイター担当。
決勝戦用に温存してたらしいけど、スタービルドストライクのアブゾーブ対策として速攻でシールド壊されているのを見るに、確かにトラップ系の戦法は強敵に温存しておくのも頷ける。それにしてもあそこまでやっても反則取られないんだからガンプラバトルって懐が広いというか大雑把というか。何を使おうが結局のところ工作力とファイターの腕って事なんでしょう。
残り放送話を考えても活躍は実質1話と思われるけど、数々のギミックを活かした戦術と切り札のEXAM発動でメイジンを追い詰めるという密度の濃さ。負けたけど小物感は無かったので印象に残る機体になったといえます。
▼ジムスナイパーIIからの変更点は、胸部、腰フロントアーマー、腰サイドアーマーの増加装甲。フトモモのホルスター。右肩のヒートナイフマウント部。バックパック。
▼正面。
▼背面。
▼バストアップ。頭部はジムスナイパーIIそのまま。
胸部コクピットハッチの色分けはシール。この形状でシールはちょっと無理があるので塗装したいところ。
▼メイン武器・ビームスナイパーライフル。
非常に大型でアビゴルバインの近接攻撃を受け止めていたので、銃自体がシールドの役割も持っていると思われ。
▼下部の銃架が可動。
▼グリップ部が可動して脇の下に抱える事が可能。
▼バックパックはこのポジションの方がラウンドムーバーっぽくて良いと思うの。
▼ビームガンは腰のホルスターに収納可能。
▼ホルスターが股関節とフトモモの間に挟み込むという、元キットの設計の想定にない構造なため、ピンが浅くなり脚部がすっぽ抜けやすいです。
▼右肩にマウントされたヒートナイフ。格闘戦の他にトラップの設置に使用するなど、工具としての意味合いもあり。
▼K9ドックパック。
▼ドックパックの分離後の本体はスナイパーライフルを使用。
これにより挟撃などの戦法が可能に。どうも兄の方が操作しているような描写があるんだが、ルール的にOKなんだろうか。
▼ドックパックからさらに分離した兵員輸送装甲車とジオン兵フィギュアからなる「ブラッド・ハウンド隊」フィギュアは8体付属。
▼このフィギュアに爆弾を持たせ相手の関節部に仕込み行動不能にするのが「タイムストップ作戦」これはルール的に・・・まぁGビットがOKなんだからいいか。
▼ブルパッブ・マシンガンやバックパックなど、元キットのパーツはそのまま余るので、ジムスナイパーIIとして組む事も可能です。
▼これだけ多彩な機能を持ちながら、さらに切り札としてEXAMシステムを搭載。射撃とトラップ主体の機体かと思いきや、EXAM発動して近接攻撃を仕掛けてくるという、まさに奥の手。
なぜブルーディスティニーの頭部でないのにEXAMを搭載できたのかは謎。
▼再現用シールが付属するのでゴーグル部と額のセンサーに貼ります。
貼ったらそれまでなので、通常とEXAM状態のコンパチにしたい場合は、頭部、ゴーグル部、額センサー部、合計5パーツを部品請求し、該当箇所をメタリックレッドで塗ればよいかと。。
▼激闘を繰り広げたメイジン・カワグチのケンプファーアメイジングと並べてブンドドしてみる。
▼フルバインダー状態で多彩な武器を駆使して戦ったケンプファーも実に良い販促でしたが、マジンガン、ミサイルランチャー、ガトリングガンはHGに付属しないので、MG化するような事があれば全付属でお願いします。
▼みんな大好きジムスナイパーII。もういっその事これもMGで(ry
▼追加パーツで拡張性を高めるという、HGBFの基本らしくギミック豊富。ドックパックを分離変形させるだけで楽しいです。さらに輸送車が分離したりフィギュアが付いたり、武器も3種も付属したりと、豊富な付属品でこれ1体で実に遊べます。
元キットのジムスナイパーIIが最近のキットなので素体の良さも十分です。まぁ足部の接地性が無くて、ポーズが決まらないのだけが弱点なんだけど・・・
HGBF 1/144 ジム・スナイパーK9 (ガンダムビルドファイターズ)
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