HG ガンダムG-アルケイン レビュー
リギルド・センチュリーの時代では禁忌とされる宇宙世紀の技術が記されているらしい「ヘルメスの薔薇の設計図」によって製造された「G系統」と呼ばれるモビルスーツ。アメリア軍の従来機とは一線を画す高い性能を誇るが、純地球産である事から技術的に設計図本来のポテンシャルを発揮できているとはいえず、G-セルフのような追従性の高さなどは得られていない模様。
パイロットはアメリア軍総監グシオン・スルガンの娘・アイーダ。登場当初こそ気品ある振る舞いと、想い人であるカーヒル大尉を亡くして嘆いている姿などから姫らしい高貴なオーラを発していたが、話が進むにつれ人の話を訊かない粗忽な面が目立ち、戦闘ではワタワタしてるだけであまり役に立たず、8話では勝手に戦線離脱し、操縦ミスで機能不全に陥り、ベルリの母が乗っていたグライダーをアンノウンだとして確認もせずに撃ち落そうとしドジ連発。それらを全ててへぺろで誤魔化すという、事ここに至ってポンコツ確定。思えば1話でG-セルフに乗ってレクテン相手に捕まったのもポンコツゆえだったといえよう・・・果たしてアルケインを乗りこなせる日は来るのか。これからのポンコツヒロインの活躍にご期待下さい。
▼正面。グレーとオレンジのツートン、関節部がレッドという独特なカラーリング。
腰フロントアーマー、リアスカートのホワイト。あとは指関節を赤く塗ったり、その他グレー部を塗装。
▼背面。リアスカートの赤い部分が色分けされてるのが何気に凄い。
▼バストアップ。額や肩のマーキングはリボン、マスク部の赤丸は口紅だそうな。
後頭部に付いているのは逆さVアンテナではなく、余剰エネルギーの放出口であり、設定では展開してツインテール状態になります。
▼対艦ビームライフル。高出力でロングレンジからの狙撃も可能。
姫様を前線に出させないための装備だと思われるが、姫様の腕ではなかなか当たらない。
▼バレルが縦に開き、グリップが展開して大型ビームソードに変形。
▼2種が別途付属。
▼通常のビームサーベルも付属。
▼シールドに内蔵されているセンサーバーナー。その名の通り、拡散レーザーを発射して相手のセンサーを灼く武装。
▼アメリア軍MSではおなじみビームワイヤー。前腕部の丸い部分に収納。
▼監督が忘れているので登場するかどうか解らないという飛行形態に変形可能。
インストにも変形方法のみで設定が一切記述されていないという。
▼腰部を変形用パーツに差し替えます。シンプルな変形だけど、上部がグレー色になるのが面白い。
▼飛行形態の機首部を外せば、G-セルフのバックパックが装備可能。
あくまでオマケ要素なのか、本編でも活用されるのか・・・
▼G-セルフや並べてみる。アルケインは小顔で脚も長いモデル体型ですな。
▼メガファウナMS部隊。モンテーロさんが急逝されたので9話までの状態となります。
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素組み状態で腰フロントアーマーを除いてほぼ色分け再現されており、巧なパーツ分割と段落ち処理により合わせ目も必要最小限に留められています。
可動も十分、手首は両平手が付属。付属品も不足なしでマーキングシールと変形というプレイバリューもあり。1600円という価格帯を考えると非の打ちどころがない良キットと言えます。
HGはアニメ設定画が元になっていますが、デザイナー画稿だとハイディテールで配色なども異なるため、MG出るならこっちの方でお願いします。
HG 1/144 ガンダム G-アルケイン (ガンダムGのレコンギスタ)
- 出版社/メーカー: バンダイ
- 発売日: 2014/11/22
- メディア: おもちゃ&ホビー
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